地方 が インバウンド に取り組まなければいけない理由

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おはようございます。エンタイスFTのノムラです。
インバウンドビジネス のサポートをしていると本当に様々な視点を持つことで可能性が無限に広がる事を痛感します。
今日は 地方 にフォーカスしてみます。
地方 と インバウンド はかなり相性が良いですよね。

地方、イナカの魅力

今までも、日本の原風景が外国人観光客を魅了する資産だということをお話ししました。

コチラです。→「地方のインバウンドを促進するために」

しかし、外国人観光客が日本の風景、イナカの原風景に感動するからと言って漫然と何の施策もしないというのでは全く見当違いです。
やはり、
なぜ、外国人観光客はイナカを目指してくるのか?
何を期待してくるのか?
をキチンと考えて、外国人観光客が
「また来たい!」
と思ってもらうようなインバウンドの取り組みをしなければいけません。

「キレイだったねぇ~」
で終わってもらっては困るんです。
「また来ますね!」
で帰ってもらい、口コミ、リピートしてもらうことが目的なんです。

 

地方におけるインバウンドで考えないといけない重要なポイントとは?

以下の事を考えてインバウンドに取り組むことが重要です。

  • わざわざ時間をかけてイナカへやって来る外国人観光客の気持ちは?
  • どういう風に「イナカ」を体験してもらうのか?
  • 原風景、神社仏閣、文化体験。そして、人々の日常
  • どんな地元の食材、料理ができるのか?
  • お茶、日本酒、豆腐、味噌、枝豆・・・作ってますよね?
  • どんなアクティビティーが提供できるのか?
  • 「今だけ」「ここだけ」「あなただけ」を提供できるか?

これらのことが十分考えられ、サービス、商品として提供できれば
100%成果の出るインバウンドビジネスができます。

 

そして、イナカにおけるインバウンドを成功させるために

先ほど挙げたポイントを十分考えて、商品、サービスを作り、
的確な情報発信をしていくことで、十分成果が出ると言いました。
ただ、避けては通れない重要な要素がまだあります。
それは、
地元住民の協力
です。

多くの外国人観光客は、
「日本の地元」とのふれあい
をすごく期待しています。

私のYouTubeチャンネル「Experience JAPAN with YUKA」でも、
必ずある質問に
「どこに行けば、日本の地元の人たちと交流できますか?」
というものが本当に多いです。
ですので、地元の人たちの協力は不可欠です。

 

個人的な感想

今までいくつかの自治体の人達とインバウンドの取り組みについてお話しさせていただきましたが、いつも私が感じることがあります。
それは、

  • お金に対する意識
  • 行動ができない
  • 「出来ない」理由から入る  

です。
今まで「地方の活性化」と言って様々な施策をしてきたけれど、なかなか成果が出なかった。
イナカなので、そんなに料金はもらえない・・・
口では簡単に言うけれど、そんなことは無理・・・
このような意見をよく聞きます。

確かに、今まではそうだったかもしれません。
しかし、そう言って何もしなければ何も変わりません。

 

活性化しなければいけない地方だからこそインバウンドが必要な理由

インバウンドによってもたらされるものは、

  1. 外国人観光客が来る
  2. 受け入れに関するサービスの提供が必要になる(アクティビティ、宿泊施設、飲食店など)
  3. 雇用の場が広がる
  4. 空き家等に都市部からの移住者を増やす必要がある(人口増)
  5. 人が増えることによってさらに外国人観光客集客のためのインバウンドに取り組む人員が増える
  6. 外国人観光客(お客様)が地域に増えることで地域の収入が増える

いかがでしょうか?

もちろん、インバウンドだけではありません。
様々な取り組みで成果が出るとさらに違う方面にもアイデアがです。
日本国内向けには飽和している商品(例えば、お茶、日本酒など)を海外へアピールすることができるかもしれません。
こだわりの商品を作り、高価格で販売することが出来れば、プレミア商品と認識され、海外で販売したものが日本で人気になったりします。
今までは、適正な価格で販売できなかったものが適正な価格で販売できるのです。

 

さらに広がる地方でのインバウンドビジネスの取り組み

都市部には都市部のインバウンドの取り組み
地方には地方のインバウンド取り組み
があります。

都市部に関していえば、様々なサービスがほぼほぼ確立されていますから、
今提供している商品、サービスをさらに工夫することでさらなるインバウンドでの成果は見込めるでしょう。

そして、地方、イナカです。
全国でも、インバウンドで成功している所はまだまだ少ないです。
これから、様々な商品、サービス、施策で地方におけるインバウンドは伸びしろだらけです。

是非、自治体や地方の企業の人たちは地元の人たちを巻き込んで
「今だけ」「ここだけ」「あなただけ」
の商品、サービスを開発して外国人観光客に提供していただきたいと思います。
是非、「らしさ、ならでは」をお忘れなく。

さて、皆さんはどう思われますか?
是非、ページの下にあるコメント欄にご意見、ご感想を残してください。

地方のインバウンドの取り組みについてご質問等ございましたら、お気軽にお問合せください
それでは。

 

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