
おはようございます。エンタイスFT、ノムラです。
お天気が不安定ですね・・・。
暑いカンカン照りの日も大変ですが、
1日中暗く雨が降っているのもなんとなく気が重くなるのは私だけでしょうか?
今日は、ターゲットについて。
現実を再確認してみましょう。
さて、皆さんはもう十分インバウンドに取り組む上で「ターゲット」を絞り込み、
セグメントをして、アプローチすることが大変重要だという事は十分理解していると思います。
さらに、集客をするためにさらに効果的な情報発信、
そしてターゲットが安心して日本を楽しんでもらうための受け入れを整備してく。
この取り組みは変わりません。
もう一つの事実
そして、今現在、このタイミングで再度認識しておかなければいけないのは、
今、訪日外国人観光客がたくさん来てくれているのは
- 円安
- ビザの緩和
- 韓国でのMARSの影響・・・
以前も書きましたが現在の訪日外国人観光客の増加はこれら
「環境」
の影響が大きいということです。
事実を踏まえつつ・・・ターゲット。
現在の状況は大変良いですよね。
毎日、たくさんの訪日外国人観光客が来日して、
観光、ショッピング、飲食、宿泊とたくさんのお金を使ってくれています。
ただ、この流れは一生続くと保障されているものでは全くありません。
- その国の経済事情の変化
- 円高への移行
- 日本での自然災害
- 国家間の紛争・・・
これらの状況が変化するれば、
今たくさん来てくれている訪日外国人観光客も日本へは来なくなる可能性が高いです。
様々な状況を踏まえた施策
今現在、ターゲットとしている訪日外国人観光客のために、
様々な施策を実行されていると思います。
それは本当にすばらしいことです。
そして、そこにもう一つ頭に入れておいてもらいたいのは、
「ターゲットを1つに絞り込まない」
ということです。
何を言ってるの?
と思われた方もいるとは思います。
現在の中国人観光客を例に取ってみましょう。
もし、御社が団体の中国人観光客だけに集中した施策だけをしていて、
FIT層へのアプローチを全くしていない・・・
というような状況ならば、すぐにでもFITへの集客の施策もはじめないといけません。
もし、団体の中国人観光客がビジネスに大きなウエイトを置いている場合、
状況が変化して団体の中国人観光客の集客が出来なくなった場合
大きな打撃を受けるのは目に見えています。
是非、さまざまな層、さまざまな旅行形態に目を向けて
インバウンド取り組みを進めていくこ事をオススメします。
そして、それぞれの層に対して効果的なアプローチ、情報発信をしてください。
そして、いつもの繰り返しになりますが、
インバウンドの取り組みの目的は
訪日外国人観光客に自社の商品、サービスを1度経験してもらうだけではありません。
本当の目的は、ファンになってもらってリピーターになってもらうことです。
「外国人観光客なんてそんなにリピートしないでしょ?」
もちろん、リピートされる方もリピートされない方もいます。
しかし、リピートされない方も自分が日本で体験した事を「口コミ」します。
家族、親戚、友達、同僚にオススメする
口コミを掲載できるサイトに投稿する
SNSに書き込む
これらも、自社の商品やサービスきちんとファンになってもらっていないと、
期待できなくなってしまいます。
もったいないです。
いかがでしたか?
是非、様々なターゲット層にアプローチする施策を検討してみてください。
それでは。
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