
おはようございます。エンタイスFTのノムラです。
なかなか、YouTubeからの配信が出来ていません・・・・(汗)
計画では、このブログはもちろんなのですが、YouTubeのチャンネルから皆さんに インバウンド に関する情報をお届けする予定でした。
再度、計画しなおしてきちんとお届けできるようにします!
もう少々お待ちを・・・。
商業施設におけるインバウンド
皆さんもご存じの「爆買い」に象徴されるように外国人観光客、特に中国人観光客の人達は本当にたくさんお買い物をしてくれています。
客単価が日本人と比較して10倍という商業施設もあります。
もちろん、お買い物をしてくれる訪日外国人観光客は他にもいます。
浅草近辺や道具屋筋で高級な包丁を購入する欧米人
オタクの聖地。中野でアニメグッズを買う台湾人 など・・・
外国人観光客は様々な場所でさまざまなものを購入しています。
外国人観光客は勝手に来て買ってくれる?
いいえ。違います。
確かに、多くの外国人観光客は日本に来る前に
「何を日本で購入するか?」
は決めてきています。
でも、考えてみてください。
もし、その商品が売られているにも関わらず、外国人観光客が気づかなかったら?
買おうと探しているけど、日本語が出来ないから店員に聞けなくて見つけられなかったら?
物凄い機会損失。売り逃しです。
そんなことにならないための必要最低限対策が必要です。
外国人観光客の人達に来てもらえる商業施設に必要な3つのこと。
その1: 免税対応
現在は、国策で訪日外国人観光客に向けて様々な商品が免税対象となっており、国もこの免税制度にかなり力を入れています。
皆さんはもう免税店になっていますか?
(まだの方は、是非、免税店になって訪日外国人観光客の人達にお買いものをしてもらいましょう!)
免税の取り組みでやはり重要なのは、「処理」ですね。
外国人観光客の人達が手続きに迷わない受け入れ態勢を整えることが重要です。
観光庁が免税対応の多言語ツールを提供しています。
その2: 多言語ツール
多言語ツールとは
- 店内に掲示する商品POPや案内
- パンフレットやチラシ、フライヤーなどの販促物
- 指さし会話集
などの事です。
つまり、お客様が探している商品にたどりつくためのツールです。
POPに関して言えば、商品が何なのか正確に伝わるように多言語で表記する。
(日本語のPOPでも同じですよね?)
詳しく表記すればするほど良いと私は考えています。
後、重要なのは、日本製または日本でしか買えないものなら必ず
Made in JAPAN
JAPAN ONLY
と表記するようにします。
コレ、本当に重要です。
皆さんも自身が海外に行った時のことを考えてみてください。
何か分からないものは買いにくいですよね。
そして、その国にしかないものを買いたくないですか???
そして、これらの多言語ツールは必ず複数のネイティブの人達にチェックしてもらうことをオススメします。
出来れば、マーケティングを知っている言葉のプロに頼むのが理想です。
日本でのビジネスのことを考えてみてください。
1つのキャッチコピーでそのマーケティングの成果が変わってくる
のは皆さんもご存じでしょう。
多言語でも全く同じです。
留学生は言葉のプロではないのでね・・・。
そして、指さし会話集ですが・・・。
だいたい使用法は理解できると思います。
ただ、現実は、なかなかうまく活用できていない・・・なんていう声も聞かれます。
一概にこれが100%正解の利用方法というのはありません。
なぜなら、商業施設は個々、全く違うからです。
各商業施設に合ったツールを改良作成していくべきですし、利用法も常にうまくいく方法を模索していかなければいけません。
その3:外国語対応
実は、商業施設においてはこれが1番最強のノウハウです。
これは間違いありません。
ただ、1番悩ましいのもこの問題です。
片言の外国語で接客する。
勿論、この対応でもインバウンド消費は必ず効果があります。
片言の英語でも自信をもってわかりやすく伝えることで、外国人観光客の人達は購入していってくれます。
ただ、アフターフォローも重要な高価な商品や高級な化粧品、食品など、正確な情報を伝えて購入していただく場合は、
やはりその外国人の方が話す言語できちんと対応することが重要です。
あるインバウンドの専門家から聞いた話です。
ある高級ブランドの責任者の方いわく
「中国語が話せるだけで話せないスタッフの5倍は売る」
中国語が出来るスタッフの周りには中国人のお客様がむらがって質問してくる。
その質問に答えるだけで商品が売れていく
こういう現象が起こるそうです。
この部分の取り組みとしては
- 外国人スタッフの雇用
- 日本人スタッフの語学研修
ということになります。
ただ、悩ましいのは、外国人観光客、特に中国人観光客の人達は
「日本人スタッフに接客してほしい」
というニーズが非常に高いです。
なので 、
日本人スタッフの語学研修が1番重要
ということにつきますが、実際は時間も労力もお金もかかります。
しかし、最低限、接客のための外国語、使用方法、オススメなども含めた商品説明等に必要な外国語を
身に付ける語学研修を行っていくことが重要だと考えます。
よく使うフレーズ
よく質問されることに対するフレーズ
これらを、
「知ってる」のレベルではなく、
実際、
「使える」レベル
にまで持って行くことが重要です。
商業施設では、インバウンドで成果を上げるためにはこれらの事が本当に重要になってきます。
是非、参考にしてください。
言語対応、語学研修についてご質問やご相談がありましたらお気軽にご相談ください。
明日は、外国人観光客 を 集客 しよう:商業施設における インバウンド #2です。
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