
おはようございます。エンタイスFTのノムラです。
インバウンド に取り組む、 訪日外国人観光客 の 集客 に取り組むという事は、日本人以外のお客様を集客するということです。
当たり前の事なのですが、 訪日外国人観光客 の集客、インバウンド の取り込みの成果が上がるにつけ、大抵の方々が直面する課題があります。
それは、「日本人のお客様と 訪日外国人観光客 のお客様のバランス」についてです!
訪日外国人観光客 の 集客 をする。
それが インバウンド 。
インバウンド の取り組み=「新しい 集客 のためのチャネルを持つこと」
当然、こういう公式ですよね?
でも、 訪日外国人観光客 だけで十分な望む収益が得られますか?
インバウンドに取り組まれる多くの企業、店舗、自治体の皆様はインバウンドによる「プラスアルファ」を見込んでいるのではないでしょうか?
既存のビジネス、売上、プラス、 訪日外国人観光客 から、 インバウンド による収益・・・
もちろん、こういう図式が見えるからインバウンドに取り組んでいる企業や自治体の方々も多いと思います。
集客がうまく行くことで生まれる混乱
率直に言うと、
訪日外国人観光客 が増える事で、日本人のお客様からクレームが出る可能性があるということです。
有名な話では、
百貨店でのアナウンスに中国語のアナウンスを流した際にお客様から
「ここは日本なのになぜ中国語のアナウンスが必要なのか?」
というクレームが多くよせられました。
視点を変えて見える話です。
兵庫県に城崎温泉という温泉街があります。
温泉街の街並みは風情があり、近年、 外国人観光客 から絶大な人気があり、多くの 外国人観光客 が訪れています。
しかし、その中でこの状況を危惧している有名旅館のオーナーがいます。
何を危惧しているのか?
それは、
「せっかくに日本ながらの温泉街の情緒が外国人観光客でうめつくされることで、「売り」である温泉街の情緒がなくなってしまうのではないか?」
ということです。
実際、この有名温泉旅館では多い時には6割以上が海外から来られるお客様だそうです。
さて、ここで考えないといけない事は?
確かに、インバウンド、外国人観光客の集客はチャンスです。
取り組まない手はありません。
しかし、自分たちが提供できる商品、サービスをキチンと理解してどこまで集客するのか?サービスを提供するのか?の線引きは、各自が検討し決定し、実行していくべきだと思います。
「攻め」だけではないバランスを考えて取り組む施策がどのお客様をも大事に出来るということになるのではないかなと思います。
いかがでしょうか???
是非、今一度、自分たちが目標とするものは、自分たちが提供したいものは何かを見直してください。
そして、自分たちが求めることを選んでください。
きっと、何もかもは手に入ることはないでしょうから・・・
さて、皆さんの取り組みはどうでしょうか???
どんな形が?どの辺が?どれくらいの人数が???
いつもお話ししているようにインバウンドの取り組みのやり方や規模はそれぞれです。
既存のお客様やこれから日本人のお客様を集客していくに当たってのバランスは是非気を配っていかなくてはいけませんね。
それでは。
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