
お~はようございます。エンタイスFT,ノムラです。
私事ですが、最近、体が徐々に大きく成長してきております・・・・(涙)
代謝が悪くなってカロリーを消費できてないのが問題だとは思いますが・・・
やっぱりお腹はすくんですね・・・。
今日は引き続き
「インバウンドビジネス 成功のコツ」 アメリカ人 観光客 編
をお届けします。
アメリカ人観光客の特徴
アメリカ人観光客に限らず、欧米圏からの外国人観光客に共通している特徴としては、日本の
- 伝統文化・歴史
- ポップカルチャー
- 日本食
に大きな関心をもっています。
特に、伝統文化や歴史に関しては「体験」を求める外国人観光客が大変多いです。
そして、欧米圏からの外国人観光客は約30%がリピーターと言われ、団体よりも個人旅行(FIT)やグループ、家族でも旅行が多いです。
ツアーで来られる欧米圏からの外国人観光客の人達は年配の人達がほとんどです。
その他、ビジネス出張のついでに日本を観光していくビジネスマンも多くいます。
アメリカ人観光客の食事の特徴
これも、アメリカ人に限らず、欧米圏からの外国人観光客は日本の食に関しては本当に関心が高いです。
そして、「ヘルシー」という認識を持っています。
そして、ベジタリアンやビーガンという人達の割合が一定層あります。
ですので、飲食をされている方には、是非、ベジタリアンのメニューを用意していただきたいです。
・・・こう聞くとハードルが上がりましたか???
少し、考えてみてください。
日本には精進料理という立派なベジタリアン料理があります。
そして、和食を提供していなくても、例えば居酒屋にはたくさんのお肉やお魚、玉子を使っていない料理がありますよね?
ベジタリアンやビーガンといっても様々なレベルの人達がいます。
例えば、
ベジタリアンだけど、お魚は大丈夫。
ベジタリアンだけど、乳製品は大丈夫・・・・
私がいつもベジタリアン対応でお伝えしているのは、
「まず、その外国人観光客に聞いてみてください」
ということです。
こちらで、勝手に判断するのはとてもリスクがあります。
そして、皆さんにも少しベジタリアンやビーガンについての知識を持っていただきたいなとも思います。
あるベジタリアンの外国人観光客から聞いた苦情で
お好み焼き店で自分がベジタリアンだと伝えたのにシーフードが入ったお好み焼きが来た。
再度、ベジタリアンだと伝えたら
「シーフードはOKでしょ?」
と言われてあきれてしまった
というものでした。
どうでしょう?
この場合、この店員さんに知識があればこんなことにはなってはいないと思います。
違うベジタリアンの外国人観光客の女性は
「日本食を楽しみにしてきたけれど、あまりにも食べるものがなかった・・・」
と残念そうに話していました。
ベジタリアン、ビーガンへの対応はイスラム教徒の人達のハラルと比べれば明らかに簡単な対応ですみます。
私達はベジタリアン対応についてもサポートさせていただいていますので、お気軽にお問い合わせください。
アメリカ人観光客に人気なこと
- 文化的体験
- 日本の自然を体験
- 日本特有の風景
- ローカルを体験
- 武道
- 建築
- アニメ・サブカルチャー
- 日本独特のもの(例:ラブホテル、カプセルホテル)
- 日本特有の自然でするスポーツ
などが人気です。
もう少し細かく見ていくと・・・
- 自然・景勝地観光
- 自然体験ツアー・農漁村体験
- 日本の歴史・伝統文化体験
- 舞台鑑賞
- 日本の現代文化体験
- 映画・アニメ等の舞台の地を訪問
- 日本食・日本の酒
いかがですか?中華圏や東南アジアからの外国人観光客とは少し傾向が違いますよね?
ヒッチハイクやキャンピングカーで日本を旅したり、ゲストハウスだけを選んで宿泊するのも欧米圏からの外国人観光客が大変多いです。
そして、気づいていただきたんですが・・・
これらの欧米圏からの外国人観光客の人達が魅力として感じているものは
「地方」
にあります。
【重要です】情報発信について
アメリカ人観光客だけでなく、欧米圏からの外国人観光客にも言えるのですが、彼、彼女たちが不満に思っていることは、英語の対応が少ないとかWiFi環境が整っていない・・・ということだけではなく、
様々な情報が少ない
ということがあります。
欧米圏からの外国人観光客の人達には、特にもっと充実した情報発信が必要です。
- 何ができるのか?
- いくらかかるのか?
- どうやってそこまで行くのか???
- この時期に食べられるものは?
ただ、漠然と日本語で提供している情報を翻訳しただけでは全く不十分です。
より、
外国人観光客の人達が欲している、
必要な情報をキチンと伝えてあげる
ことで自社や地域に外国人観光客を集客することが出来ます。
とても大切です。
アメリカ人観光客のこれからのトレンド
皆さんはこの言葉をごぞんじですか?
L レズビアン
G ゲイ
B バイセクシュアル
T トランスジェンダー
と言われる少数派(マイノリティー)の人達のことを表す単語です。
皆さんも最近のニュースでよくご存じだとは思いますが、欧米圏を中心にこのLGBTの人達を広く社会で認めていく流れが主流になっています。
私がよく外国人観光客からいただく質問に
「日本ではLGBTコミュニティーはどうなっていますか?差別とかありませんか?」
というものがあります。
これからはこのLGBTの人達を広く受け入れていってあげることで集客にとても有利に働きます。
東京のホテルで大々的にLGBTの人達にアプローチしているホテルは大成功しています。
是非、LGBTコミュニティーにアクセスすることも視野に入れてください。
LGBTコミュニティーにアクセスしたいという方はお気軽にお問い合わせください。
いかがでしたでしょうか?
アメリカ人観光客というよりは、欧米圏からの外国人観光客もカバーした形になりましたね。
先月、6月に観光立国推進閣僚会議で発表された
「観光立国実現に向けたアクション・プログラム2015」
の中では、初めて
「欧米からの観光客の取り組み」
が設定されました。
欧米圏からの外国人観光客を集客していくにはどんな施策や商品が必要なのか?
様々なデータを分析して商品構成や情報発信が必要ですね。
是非、皆さんのインバウンドビジネス、外国人観光客の集客に役立ててください。
それでは。
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