
皆さん、こんにちは。エンタイスFTのノムラです。
台風の11号の影響は大丈夫ですか?
この台風の中、観光に日本に来ている 外国人観光客 の人達には本当に申し訳なく感じてしまいます・・・。私だけでしょうか?
今日からは、各国の外国人観光客の人達を熟知するための情報をお届けします。
「 インバウンドビジネス 成功のコツ- 外国人観光客 のニーズと特徴を理解しよう」です。
まず、第1弾は、 中国人観光客 についてです。
中国人観光客
皆さんもご存じのように現在、日本に訪れる 外国人観光客 の割合で一番多いのが 中国人観光客 です。
東京や大阪の都市部では、中国語を話す 中国人観光客 がたくさんいます。
中国語を話すのは中国人だけではありませんが・・・。
今日は、 中国人観光客 を分析、理解していきます。
環境的な特徴としては
- 比較的日本から近い
- LLCやクルーズ船の販路拡大
食事に関する特徴としては
- 食事では「おはし」と「れんげ」が必要
- 料理は温かいものが基本
- お茶も温かいものを好む
- 食事にはスープが必要
- 食べたらすぐに席を立つ
- 食べるのが早い
中国人観光客の動向としては
中国湾岸の都市部からの富裕層は個人客(FIT)としてリピーターになって再来日している。ゴールデンルートは経験済みなので、ゆっくりと目的の都市(例えば東京)で過ごす。又、北海道や沖縄も人気。
その他の外国の国から来る外国人観光客と違い、国際免許がないため、レンタカーの運転やバイクの運転が出来ない。
一方、ツアー客として訪日している中国人観光客は内陸から「初めての海外旅行」として日本に来ている中国人が多く、裕福とは言えない人達も多い。そのため、日本的なマナーについて説明しても理解することが出来ず、日本人から見ると「マナーが悪い」という印象を与えている。
中国人観光客のマナーについて
よく話題にあがるのが
「トイレの使い方」
「道にツバをはく」・・・
ということが言われていますが、実際、中国ではインフラが日本のように整っていないために、
トイレットペーパーを流してしまうとトイレがつまってしまうので、使用した紙はゴミ箱に捨てます。
日本のトイレ事情として、そんな大きなゴミ箱をトイレ内や洗面エリアに設置している所はなく、
結果、その辺に捨てていくという状況が起きています。
この問題に関しては、私個人の意見としては、やはりガイドさんがしっかりと説明することが必要かなと感じています・・・。
受け入れ側としては、やはり非言語でも通じる「ピクトグラム」等を利用して理解してもらう、中国語で説明した掲示物をしっかり認識してもらえる所に掲示するという努力も必要です。
中国人観光客とショッピング
皆さんも良くご存じのとおり、「爆買い」と評される中国人観光客の人達のお買いものに対する情熱はスゴイものがありますね。
長年、旅行業界に携わっている人達は
「昔、お買いものをしに海外旅行に行ってた日本人と同じ」
と表現する人がたくさんいます。
きっと、似ているのだろうなと思います。
「現在の円安の影響で、3年前の半額以下で色々なものが変える」
というのが事実です。
当然、お買いものしますよね・・・。
さて、皆さんはせっかく日本へ来てたくさん買ってくれるのだからたくさん買ってもらいたいですよね?
中国人観光客のお買いものの特徴としては
- 面子を保たせてあげないといけない
- 試着はたくさんさせてあげる
- 試着の写真撮影を許可する
- 「お買いものリスト」でお買い物をするのでそれをサポートしてあげる
- 親戚から頼まれたものや、親戚へのおみやげを大量買いする
- 高級な商品から勧めるのが重要
- お財布はたくさんお札が入るものを購入する
- 洋服の値札は取ってはいけない
- 中国人観光客を見た目で判断しない
- 「ベスト3」を見せる
- 日本人が中国語で接客するとさらに売れる!!! などなど
中国人観光客に人気なのは
- 日本の四季
- ハイテク
- 明治維新以前の日本
- 「日本」で買うということ(中国製でも・・・)
いかがですか?
結構、細かい所まで中国人観光客についてお伝えしました。
是非、参考にしてそれぞれのインバウンドビジネスの成功につなげていってください。
さらに、インバウンドビジネス、外国人観光客の集客について知りたい方はお気軽にお問い合わせください。
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